心理的な影響も少ない
心理的な影響も少ない
NIPTは非確定的検査に分類されており、陽性だと判断された場合には羊水検査のような確定検査を受ける必要があります。
妊婦の血液中に含まれる胎児のDNA断片を分析して染色体異常を調べる検査なので、流産や死産の可能性がありません。
確定的検査である羊水検査は超音波画像を見ながらお腹に針を刺して羊水を採取します。
胎児由来の細胞を培養して染色体異常を調べますが破水や出血、早産や子宮内感染などを生じる可能性があります。
さらに0.3%の割合で流産や死産を生じるとされており、心理的な影響が大きいのが特徴です。
NIPTの場合は非確定的検査ですが採取した血液を分析するだけなので破水や出血、早産などの心配はなく流産や死産のリスクもありません。
心理的な影響が少なく、短期間で簡単に染色体異常を調べることができるというメリットがあります。
基本的にNIPTは35歳以上の妊婦を対象とした検査とされていますが、最近では35歳未満の人が受けられる無認可の施設も増えています。
NIPT判断の胎児への影響はどの程度になるか
NIPTを行うことで出産前に胎児の染色体異常や、ダウン症などの障害が発生していないかを調べることができます。
NIPTを行い、胎児の異常を出産前に知ることに興味はあっても、検査を行うことにより、胎児に影響が出てしまうのではと考える方もいるでしょう。
出生前診断の流れは、母体の血液を採取して調べていく形になります。
母体のなかの胎児に影響を与える心配はなく、手軽に異常がないかを判断できるのです。
検査を受けるにあたっては、妊娠10週目の妊婦であれば大丈夫です。
多くのクリニックでは、旦那さんが付きそうこともなく、妊婦さんが1人で検査を受けられるようになっています。
NIPTを実施するクリニックでは、事前のカウンセリングが実施されています。
検査の流れや、結果をどう捉えるべきかをカウンセリングの段階で知ることができるのです。
NIPTを受けるにあたっての年齢制限はありません。
安全な出産を迎えるためには、出産前の判断の活用も大切です。
◎2023/03/02
情報を更新しました。
>NIPT実施の同意書にはパートナー署名も必要
>NIPTの検査結果で迷ったら自助グループに相談する選択肢もある
>NIPTは認定施設で受けないと違法になるのか
>NIPTと胎児ドックの特徴と違いについて
>NIPTでは染色体の異常を検査することができる
◎2021/1/28
NIPT検査で安心を
の情報を更新しました。
◎2020/10/27
心理的な影響も少ない
の情報を更新しました。
◎2020/8/3
悪い影響・リスクはある?
の情報を更新しました。
◎2020/07/15
サイト公開しました
に関連するツイート